今年4月に東心斎橋にオープンしたルーフトップ・ダイニングバー "ZAM"。店として初めて迎えた今夏は、国産肉にこだわったワンランク上のビアガーデンとして注目を集め、多くの人たちで賑わう毎週末を過ごした。

｢ルーフトップ｣と｢ビアガーデン｣というワードから夏場だけの営業と思われがちだが、半屋外だからこそ感じられる四季の魅力と解放感を楽しんでもらえるよう、季節に合わせた料理と設備を整えた、ルーフトップでは難しいとされている通年営業を目指している。

ZAMの魅力と挑戦はもう一つ。それは、日本国内ではまだ馴染みの少ないモンゴル料理の取り扱いである。その中でもラム肉を使用した、中国で言う包小(パオズ)の "ブーズ"は、気軽に食べられることもあり人気が高く、モンゴル人スタッフも一押しのメニュー。

今回はそのブーズと、二日酔いに効くと言われるモンゴルミルクティー"スーテーツァイ"をご用意。スーテーツァイはミルクティーでありながら塩味で、初めて飲むとビックリだが、慣れるとスープ感覚で味わえる癖になる一品。

モンゴルの代表的な家庭料理でもあるブーズとスーテーツァイ。なかなか出会えないモンゴル料理の入り口とも言えるこの二品。売り子はホールスタッフ代表えりくりん。是非ともご賞味を。