1021FRI / LOCAL CALLIN' / at Club Joule
偶然?必然?
実力派ローカルアクトのみで挑むClub Jouleの金曜夜!
2016.10.21.FRI.
LOCAL CALLIN'
Venue / Club Joule
Start / 22:00
Entrance Fee / 1500yen (別途 1Drink)
2F / Main Floor
LIVE :
CLOCK HAZARD
AVV (INNIT / Day Tripper Records)
Pineart (MOT / Night Safari)
Hideo Nakasako (TYPE / Night Safari)
DJs :
DJ Compufunk (Compufunk Records)
AKIHIRO (NIAGARA / NORAUMA)
TECHNOMAN (19-t)
LN (NOFACE)
4F / Lounge
DJs :
DJ REIJI (BITTE BITTE)
マツイタカシ ( rectum / Night Safari)
due (Cibus)
wri (Cibus)
and more ?
ボクたちを踊らせ楽しませてくれる優れたDJやトラックメイカーはローカルにはいないのか?
答えは間違いなくノーだろう。
しかしその情報は意外に散らばっていて、知らなきゃ案外想像以上にアクセスが難しい。
ボクたちがいつもフライヤーやWEBで目にしている、ゲストアクトの名前とプロフィールを邪魔しないようにクレジットされているローカルアクトの中にも、その情報と活動を掘れば、能力と魅力を合わせ持ってる実力者も実は少なくなかったりする。
彼らは アングラカルチャーの中で気の合う仲間と集まり行動し、終わらないバカ騒ぎの中で、時には自分のことなんて全然知らないオーディエンスとのシビアな対峙も経験しながら、音を鳴らし踊らすことに貪欲に挑み続けてきたヤツらで、まっすぐに目の前の状況を大切にしてきたヤツら。
今回は、ごく一部ではあるけど、そういったローカルの信頼できる実力派たちをピックアップ。その組み合わせと流れが生む全体像と一緒に、土地に根差した彼らの音を体感して楽しんでもらいたいパーティーとして形になった。
なんだかんだあってClub Jouleで生まれ開催となったこのパーティー。
無謀な挑戦かも知れないけど、偶然の結果とは言え、週末にローカルアクトだけで、西日本最大級を誇る Club Jouleのあのフロア、あの照明設備、あのサウンドシステムで遊べる、自分たちにとってもスペシャルな機会。
DJ BARでは味わえないハンパない鳴りと、ダンスからチルまでその時のテンションに合わせて自由に場所を選んで楽しめる余裕のある空間は、今回のアクトの友達や知合いにもこの機会に是非遊びに来て楽しんで欲しい。
そして何よりも、他に頼らなくてもローカルアクトが彼らの音でどれだけボクたちを踊らせて楽しませてくれるのか、彼らのことを知らない人たちにこそ是非遊びに来て欲しい。
それこそが今回のこの『LOCAL CALLIN'』の本当の目的なのだから。
Profile...
ピアノ、ギター、チェロ等の演奏経験で培われた音に対する理解と、内面に焼きついたロックとアナーキズムをデジタル変換しトラックメイク。
クラブやライブハウスに通いつつモードセレクターやLFO等のエレクトロニック・ミュージックに影響を受け、2012年よりPineart(パイナート)として活動を始める。
メランコリックでありながら、不穏なコード感は現代的にアップデートされたプログレッシヴロックと言えよう。
大阪を中心に活動するトラックメーカーで構成されているクルー"NIGHT SAFARI"の一員。
自身でも、自身の趣向を色濃く反映させた不定期不定地パーティー "TOWA" をオーガナイズ。
Introduction...
この夜は0時50分からのライブ。
近年他府県からも開催のオファーが掛かるようになったパーティー/クルー『Night Safari』の一員。
エッジの効いたトラック。没頭し揺らす体。メランコリックでパンキッシュ且つ、エモーショナルに展開されるライブは、火が付けば彼を知らないオーディエンスもグイグイ引き込んでしまうほどのポテンシャルを秘める。
そのライブアクトの魅力がきっかけで今年6月、デジタル / CDR を中心にリリースを続ける京都のレーベル "Easy + Nice" のレーベルオーナーの目にかかり、アルバム 『Odd Eyes』のデジタルリリースを果たした。
昨年10月の南船場 "楽しみ何処ろうたげや"で開催した自身がオーガナイズするパーティー『TOWA (現MOT)』 でのライブで突発的に始まった Hideo Nakasako とのセッションライブでは、まるで最初からユニットであるかのような息の合いようの素晴らしいセットを披露し、今回は事前にそいつを織り込み済み。
帳尻合わせた二人のセッションが吉と出るか凶と出るか。
期待は最早拭えない。
うたげや でのライブ音源はこちらで試聴して頂けます。
『Hideo Nakasako x Pineart / LIVE at UTAGEYA / 1011SUN.2015』
https://www.mixcloud.com/NOFACE_LOSSNAME/pineart-liive-at-utageya-towa-1011sun2015/
そして酒好きパーティー野郎。
Profile...
ベーシストでもあるHideo Nakasako。
彼らしいベースラインとリズムを強調しつつ、ビートサウンドを魅了している。ジャンルにとらわれる事なく様々な展開を求め、音を作り出している。
Introduction...
この夜は0時50分からのライブ。
近年他府県からも開催のオファーが掛かるようになったパーティー/クルー『Night Safari』の一員。
Night Safari の他メンバー同様、その表現はトラックメイクやライブだけ留まらず、自身でもパーティー『TYPE』をオーガナイズし、次回はゲストに BUN (Fumitake Tamura) をゲストに迎え近日、11/4(土)、東心斎橋 Club STOMP にて開催。
更には10/28、Ken'ichi Itoi 氏が主宰する京都の先鋭実験音響レーベル "shrine.jp" よりアルバム『Portrait of Something』がリリースされる等、現在その表現と技術が評価されつつあるトラックメイカーの一人。
昨年10月の南船場 "楽しみ何処ろうたげや"で開催されたパーティー『TOWA (現MOT)』 でのライブで突発的に始まった Pineart とのセッションライブでは、まるで最初からユニットであるかのような息の合いようの素晴らしいセットを披露し、今回は事前にそいつを織り込み済み。
帳尻合わせた二人のセッションが吉と出るか凶と出るか。
期待は最早拭えない。
うたげや でのライブ音源はこちらで試聴して頂けます。
『Hideo Nakasako x Pineart / LIVE at UTAGEYA / 1011SUN.2015』
https://www.mixcloud.com/NOFACE_LOSSNAME/pineart-liive-at-utageya-towa-1011sun2015/
Introduction...
この夜、オープンから1時間後、23時からのライブ。
独特のローファイ感を持たせた House / Deephouse を基調にしたトラックは、重く、太く、そのただ中でフロアに立つと振動は圧となって身体を打ち付け揺らされるも、効果的にアレンジされた浮遊感のある上音の快感に巧妙に捉えられて気付けば意識は宙に浮きっぱなし。
Ken'ichi Itoi 氏が主宰する京都の先鋭実験音響レーベル "shrine.jp" がサブレーベルとして立ち上げた、ダンスミュージックとしてのテクノミュージックの理念的かつ実践的な可能性を探究するコミュニティー"MYTH"から9/30にリリースされた 『 Naohiro Tomisawa - Voices from far away EP 』にリミキサーとして参加している。
https://soundcloud.com/m_y_t_h/myth002_0
Profile...
大阪在住の宅録ミュージシャン、ビートメイカーであるクボマサユキのソロプロジェクト。Techono、House、Bassなどジャンルを横断しつつも、メランコリックなコードワークや自身のヴォーカルサンプル等をブレンドした音世界が特徴。
2010年7月には米、カリフォルニアのレーベル Something Americaにて Magical MistakesとのスプリットEPをリリース。同年9月にはRefrain Recordsより1stフルアルバム[still beautiful]をリリースしている。
2012年4月に、Seiho主宰の「Day Tripper Rercords」より、アルバム「E.Tender」をリリースしている。
Profile...
2014年に結成された日本のTechno /House レーベルでありクルー。メンバーは全員匿名。
その特異な活動形態、楽曲、最新機材を投入したLIVEパフォーマンスのクオリティの高さから、VICEが運営する音楽情報サイトthumpや、MTVがアカデミックな記事を公開するmtvUなどのメディアにも取り上げられる。
2015年、舞音楽祭、Outlook Festival Japan Launch Party、GGなどの 大型フェスにも参加。最新楽曲はiTunes、Juno Download、Boomkat等で販売中。
世界的な活動を標榜し、日々享楽とパラダイスを哲学している。
Introduction...
この夜は1時40分からのライブ。
メンバーが誰なのか探ろうと思えばすぐに探れるが、その繋がりはゆるく不確定で曖昧で、特定の個性が複数集まった結果としてのクルー/レーベルと言うよりは、不特定の個性がライブやリリースといった何かプロジェクトを遂行するために生みだされたキーワードのような共通認識としての機能、もしくは、そのための体を持たない架空の人格、と言った方がうまく説明できている気がする。
重要としているのは個々の活動であり、普段はそれぞれ CLOCK HAZARD には特に縛られず自由に活動を展開。
最近では中心人物の一人の Limited Toss が、Aphex Twinが主宰した今は無きレーベル「Rephlex」からのアルバムリリースで話題を集めた「Lily(ultrademon)」主宰のレーベル「DeepSpaceObjects」がカセットテープとデジタルでリリースしたコンピレーション『BETA ORIONIS』に参加。
情報は幾つかのウェブサイトでも取り上げられている。
UNCANNY
http://uncannyzine.com/posts/40899
A-FILES
http://a-files.jp/deepspaceobjects-betaorionis.html
GHz
http://ghz.tokyo/2016/10/18/v-a-beta-orionis/
ここ数年で、関西圏だけでなく全国区で緩やかながらも着実にその知名度をあげてきているクルー。
今後の活動にも大いに期待したい。
PROFILE...
『鶴の間』、『labalaba』等、関西の名だたるディープミュージックスポットにてそのキャリアをスタート。HOUSEを軸としながらも、バックグラウンドであるHIPHOP、DISCO、NEWWAVE〜最新のTECHNOトラックまでプレーするそのスタンスで、各地の幅広い年齢層から支持を受ける。
CLUB NOON で毎月開催していた自身のレギュラーパーティー"NIAGARA"は当時の大阪のハウスシーンのディープスポットを刺激し、それまでには無かった新たな流れを派生させた。
現在は Bar Muffin' にて第2金曜日レギュラー"NORAUMA"を開催。
新町のカレーカフェ"yobareya"では店内のBGMとなるMIXを季節ごとに制作し提供。
自身で展開する活動以外にも、大小様々なパーティーからのオファーや、来日する NU HOUSE / NU DISCO / DISCO DUB 関連のアーティストのサポートに頻繁に起用される等、周辺オーガナイザーやDJたちから厚い信頼を得ている。
Profile...
Compufunk Records 主宰。1990年代よりLovegod名義で活動し様々なPatyをオーガナイズ、又出演。
楽曲もGrasswaxx,Sound Channel,Jet Set,Nu Ance Records等の国内レーベルへの提供や、デトロイトMotech Recordsから5タイトル、Compufunk RecordsからはDJ DEX (UR061),Mark Flash(UR078)等のRemixを含む12インチをリリース,又、某国内4アーティストを含むコンピレーションEPをリリース予定。
Introduction...
この夜はメインフロアのラスト、3時50分~5時にDJ。
大阪の老舗レコードショップ "Compufunk Records" 主宰。
レコードショップを中心に、BARと、クラブサウンドに対応可能なレンタルスペースを併設させ、交流や表現の場を設けることでシーンを支えながら、デトロイトテクノの代名詞とも言える "UR" とも交流があるなど、長きに渡って海外の現行テクノ/ハウスシーンを大阪に落とし込んできた人物の一人。
同時に、リリースやDJ、ライブの活動も並行して行っており、その高い技術と安定のプレイは周囲からも評価が高い。
間違いなくこの日のメインフロアのラストを締めくくるのに相応しい人物。
DJ Compufunk のプレイがあのフロアに鳴り響くのが、今回の楽しみの一つでもある。
1986年大阪生まれ。テクニカル且つソウルフルに、フェーダーをへし折るかのようなアグレッシブなスタイルは敬愛するデリック•メイからの影響による所が大きい。 ヴァイナルへの惜しみない愛着を礎にひねくれたところの無い自身の感性をさらにまっすぐフロアへと届ける淀み無きDJ。現在はwriとともに『cibus』@tamutamucafeを定期主宰、また不定期b2bイベント『spree』@SINGH’S BARを主宰。
1984年東京生まれ。20代の頃、一人でパーティーへ遊びに行ったりしてるうちにいつの間にかDJに。現在は「cibus」@tamutamucafeを相方dueと共に主宰。また、dueとのB2Bユニット、「cadfnza」としても活動中。TECH HOUSEが好き。でも本当は音楽よりアニメとアイドルマスターの方が好き。
1LDK名義としても楽曲制作を行うDJ、トラックメーカー。DJではtechno,houseを軸に展開するが、常にジャンルレスで何かしらのフレッシュさを求めている。ダンスミュージックmeets日本酒なパーティ「音人酒人」を主催。
Matsui Takashi is a DJ, event organizer, and producer, who makes original tracks under the moniker 1LDK. Although his DJ style is rooted in techno and house, with each set he attempts to escape the confines of genre in search of fresh new sounds.
PROFILE...
1984年12月29日生まれ、大阪府出身。 1999年よりDJを始め、関西を中心に活動。2007年からトラック制作を始め、同年PLATIKよりリリースされた石野卓球監修による「Gathering Traxx Vol.1」に楽曲が収録される。その後もオリジナル、リミックス作品をabend kollektiv、Bass Works Recordings等いくつかの国内外のレーベルよりリリースしている。
Born on December 29, 1984, in Osaka, Japan. He began his career as a DJ in 1999, playing primarily in the Kansai region.He began creating original tracks in 2007, and one of his works was featured on the compilation "Gathering Traxx Vol.1" released by PLATIK that same year.His subsequent original and remix tracks have been released by abend kollektiv(Japan).Bass Works Recordings(Japan).
Introduction...
この夜、ラウンジにて2時からDJ。
大阪アンダーグラウンドシーンで信頼の厚いDJの一人。
DJ REIJI の出演が決まったことでラウンジフロアに一本の軸が通った形となった。
もちろん、彼の出演が決まらなくとも、due、wri、マツイタカシの3名はそれだけで充分楽しませてくれるラインナップであることは付けくわえておきたいが、やはりそのキャリアから彼の存在の大きさは否定できない。
7月よりスタートしたパーティー『BITTE BITTE』のレジデントを努め、次回は11/2(水/祝前)に、大阪アメリカ村の老舗サウンドバー "UNION"にて開催。
ラウンジフロアという近い距離感の空間はちょうど、小箱で展開している『BITTE BITTE』に近い感触を味わって他のしんでいただけるのではないだろうか?
Introduction...
この夜は23時50分からのDJ。
元CLOCK HAZARD。主要メンバーの一人として所属していたが昨年、クルーを離れ、ソロとしての活動に集中する道を選んだ。
しかし、CLOCK HAZARD のスタンス自体が不確かで曖昧な繋がりを好んでいるため、現在も交流の深さは以前とそれほど変わらない。
90's House などのオールドスクールな質感を、 Bass Music や現行テクノの鳴りや技法を織り込んで現代版にアップデート。 現場での表現や作品制作に重きを置き、専用のプロフィールを用意していない等、打ち出しの少ないタイプのDJ/トラックメイカーの一人ではあるが、CLOCK HAZARD の中でも信頼され、異彩放つ際立った存在であったことからも伺えるように、実務部分での周囲からの評価は非常に高く、りんご音楽祭では前夜祭から3日間連続での出演を果たした。
その評価はとうとう海を越え、今年春にはニューヨーク州のコーネル大学の音楽学の授業に客員講師として参加。そのステューデントセンターでは実際にライブを披露。
Moog Synthesizerの生みの親、Moog博士の村で行われたMOOG DAYにライブで招待さるなど、情報量の少なさに相反して、口込みで評価が伝わり各方面から依頼が入るほどのクオリティと説得力をその表現に感じさせてくれる、間違いなく中身重視の実力派。
今年2月に Maribu 名義でアルバムをリリースした際の "wasabeat" にアップされたインタビューは、彼を知るための数少ない資料として楽しんでいただけると思うので、是非ご一読いただきたい。