Pineart (MOT / Night Safari)
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ピアノ、ギター、チェロ等の演奏経験で培われた音に対する理解と、内面に焼きついたロックとアナーキズムをデジタル変換しトラックメイク。クラブやライブハウスに通いつつモードセレクターやLFO等のエレクトロニック・ミュージックに影響を受け、2012年よりPineart(パイナート)として活動を始める。メランコリックでありながら、不穏なコード感は現代的にアップデートされたプログレッシヴロックと言えよう。大阪を中心に活動するトラックメーカーで構成されているクルー"NIGHT SAFARI"の一員。自身でも、自身の趣向を色濃く反映させた不定期不定地パーティー "MOT" をオーガナイズ。
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グラフィティクルー、《来喜ART》の中心人物であるRAIが、自身の周辺のカルチャーや表現を集めるように、現在拠点にしている東大阪東部で開催を続けている、今年は年始にも開催したパーティー『LAMPLIGHT』を、昨年と同様ゴールデンウィークの5/3(火)に来喜ART倉庫にて開催。
今回は、近隣に構える自身のBar 《夜喫茶アルカ》から歩いて行けるほど距離も近く、交友関係にあるBar 《HOWS》の店主、スムースとの共同開催となっていて、大阪地下シーンで存在感際立つバンドやDJ、トラックメーカーだけでなく、この日のために関東からも足を運んでくれるアクトもいるなど、情報は少ないながらも決して侮れないパーティーとなっている。アクセスや環境の不便さはあるものの、それすらも楽しみの一つに変えるポテンシャルを持つのが、最近では少なくなったこういったウェアハウスパーティーの魅力だとも伝えたい。
LAMPLIGHT開催を機に来喜ARTクルーが描き変える倉庫内壁画は、それを見に来るだけでも価値のあるクオリティーで、この日は彼らにとってのエキシビジョンとしての意味合いも持ち、パーティーも同時に楽しめるとなると、1日の遊びや体験としてこれほど充実した内容とロケーションはそうそう巡り合えないのではないだろか?
誰かにとっては忘れかけていた、そして誰かにとっては初体験ともなりえる、初期衝動にも似た感覚を呼び覚ましてくれそうな、整備されたクラブやフェスでは体験できない環境を含めたパーティー全体の独特なローファイ感…そういった感覚をこのパーティー『LAMPLIGHT』では感じて楽しんでみてほしい。
-Text by NOFACE-
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